主夫てどうなの?育児は?

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2年近く続けている主夫(当時子供は2歳)の一方的な見解です。男性視点からも含め、個人的に少し感じたことのお話です。

はじめに

わたしが主夫をするきっかけ、それは海外赴任が終わり帰国することになったことと、何か新しいことをしたい!と思ったタイミングが同じだったことでした。

そして家族に相談した結果、“勉強をしながら主夫をしてみれば!”という流れになりスタートしました。
今回はその主夫生活をスタートしてみて感じたことなどを少しだけまとめてみました。

主夫をすることを選んだ後悔は全くありません。
したことでたくさんの良い経験、学び(育児、家事など)があります。
たくさん子供と関われたこともわたしにとっては、とてもとても大切で貴重な時間になっています。
女性や主婦に対する見方も大きく変わりました。

主夫を伝えた時

主夫生活をスタートし、“主夫をしています”と伝えた時、相手の反応が様々で、最初に感じた壁?みたいなものもありました。

妻の両親には

「男は仕事!何をしているのかわからない奴はダメだ!」みたいなお父さんからの空気感が半端なく刺さっていました。今もかな笑
でも自分の両親からは意外にも応援されてちょっとびっくりでした。

同性の友人からは

応援されつつも、「仕事しなくて奥さんのヒモか、お前は自由人でいいな!」と冗談っぽく(本心だと思うけど。)言われたり、主夫をすることにお気楽なイメージがあるようでした。

役所などでは

手続きなどに行くと、職業の欄に主夫と記入すると一瞬わたしの顔を見て「ん?」て感じになることが多かったです。最初はこちらも何となく気にしてましたが、今は気にならなくなりました。

近所や街では

ご近所さん、お店での店員さん、「今日はお仕事お休みですか?」と声をかけられることが多かったです。最初の頃は、主夫してます!と答えていましたが、言われることが多かったので、途中から面倒臭くなり「はい、休みなんです〜」と答えていました笑

AWAY -アウェイ-

主夫をする中、当時子供は2歳だったので育児中心の生活。

忙しい、忙しい

その育児の相談や気分転換などを兼ねて、平日の育児イベントや行政が運営している子育て施設に行くことがありました。子供には楽しく良い場所ですが、わたしにとってはめちゃくちゃアウェイな感じ。ママさんばかりだと想定はしていましたが、いざ行ってみるとやっぱりママさんママさんママさん、育児にもまだ慣れていない私にとっては入りずらく、かなり居心地の悪い場所でした。

女子校に男子が入った感じなのかな笑

主夫、育児に慣れた今でも行きづらく苦手な場所です。これだけはどうも、、、笑

公園でも似たような雰囲気を感じています。女性同士なら初対面でも声もかけやすく話しやすいと思うのですが、男性のわたしには相手も抵抗があるように感じます。なので公園では他の親子とほぼ接触することはありません。積極的に交流を望んんでいるわけではないですが、よく聞く公園デビューの話がよぎり、少し理解できました笑

もちろん輪に入っているパパさんも見かけました。
でも積極的なタイプではないわたしにはハードルが高いです。

海外赴任中、公園や育児施設に行くと、男女問わず知らない人でも気さくに挨拶してきます。国民性、お国柄の違いなのしょうね

主夫、育児をはじめてみて

  • 主夫に対する認識のズレ
  • 男性の育児環境はまだまだ整っていない

男性の育児参加など社会に浸透しつつあるけれど、実感としてはやはりまだまだです。
主夫に対して世間からの認識のズレ、男性が育児をする環境はあまり整っていないと残念ながら感じます。

わたし自身、育児に困った時、一番身近な妻に相談しても解決できない時があります。そんな時に頼れる場所がわたしにはありませんでした。役所に相談してもマニュアル通りの対応、勧められた育児施設も男性には行きにくくアウェイ感、男性向け子育て支援やイベントも週末が多く、平日に行なっているところは見かけませんでした。

結果、悩み解決や相談は、友人の先輩ママさんやネットで調べたり、SNSでした。

男性が育児や家事に関わることは良いことだと思います。ただ男性にももっと気軽に相談できる施設やイベントがあってもいいのかな…そんな育児のしやすい環境は男性にも必要だと感じます。そして社会がもっと柔軟になることを期待します。

今回の主夫話はここまです。
他にも感じたこと、出来事がたくさんあるのでまた改めて書きます。

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