大量の赤い蜘蛛?何の虫??調べてみた

赤い虫 気になること
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最近洗濯を干していると洗濯物に赤い虫が付いていることに気がついた。
最初は一匹かなーと思っていたら…びっくり!

えI? なになに、、、こんなに沢山いるのー

指で潰してみると赤い血のような液体が〜しかも小さいのにたくさんの量が…あー濯物が〜、殺虫剤でも殺せるけどキリがない。

あっ!指で簡単に潰したけど毒は?大丈夫か??不安になったので、まずはこの蜘蛛みたいな虫が何者なのか調べてみることにしました。

調べてみると同じように思ってる人がたくさんいる!

正体は

これは蜘蛛ではなく、なんとダニでした!
タカラダニというそうです。
正確には、ダニ目前気門亜目タカラダニ科アナタカラダニ属のカベアナタカラダニBalaustium murorum(Hermann)という種だそうです。長ーい
このダニ、その生活史や生態など、不明な点がたくさんあるとのことです。

害はあるの

一番気になる毒や人への被害はないそうです。
ほっとしました。

特長は

このタカラダニはその多くは朱赤色。体長は1~2.7mmと小さめ、全国のあちこちで大量に見かけられ、5月頃から長くて7月まで姿を見せるそうです。
日当たりの良い公園のコンクリートのところや階段、家の門壁やベランダなどさまざまなコンクリート壁にいるそうです。
この5月の時期に突然、しかも大量に発生し、場合によっては室内に入り込んだり、洗濯物についたりするので、迷惑がられているとのことです。我が家も洗濯物について迷惑しています。
餌は花粉を食べているそうです。またコンクリート製の建造物にたくさん見つかるのは、コンクリートなど多孔質の材質にたまり、くっついている花粉やコケ、有機物を食べているのではないかと考えられているそうです。

駆除方法

(1)ホウキなどではらう
(2)防虫スプレーを吹きかける
(3)粘着テープで吸いつける
(4)掃除機で吸い取る
(5)水で流す

タカラダニは駆除するのが難しい虫ではないため、これらの簡単な方法で駆除することができるとのこと。また、赤いため小さい虫の中ではよく目立ち発見しやすいです。

タカラダニのエサは人の目に見えない程小さい場合が多いので気が付きにくいです。目に見えていなくてもタカラダニのエサとなっているものを除去できなければ、予防は不可能です。

そのため、タカラダニが発生する春先より前に家の周りのコンクリート部分を清掃したりホウキではらうことやスプレーを吹きかけておく方法は予防にも有効だそうです。
注意するとよいのは、使うスプレーは残効性があるものを使用するということで、4月頃から1週間に1度くらいのペースで清掃しておくとタカラダニという赤い小さい虫は発生しにくいそうです。

まとめ

よほどの対策をしない限り全てを押さえ込むことは不可能に思います。生態的にも解明できていない点が多く、根本的な駆除手段がないのが実情とのことでした。
個人で簡単にできそうなのは、こまめにホウキではらったり、水で流したりするのが1番の対策かもしれません。